「久しぶりの台湾旅行!でも、最近物価が上がってるって聞くけど、現金って一体いくら両替していけばいいんだろう?」
「クレジットカードがあれば大丈夫?それとも現金がないと困る?」
初めての台湾旅行でも、リピーターの方でも、現金の準備は多くの人が悩むポイントです。特に、世界的なインフレの影響で現地の物価も変わりつつある今、以前の感覚のままでは予算が足りなくなるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの不安を解消するため、最新の物価事情を考慮した予算の計算方法と、滞在日数別の金額の目安、そしてなぜ台湾では今も「現金」が不可欠なのか、その理由をプロが徹底的に解説します。
【基本戦略】「カードは補助、現金が主役」が台湾の常識
まず、台湾旅行でのお金の基本戦略を知っておきましょう。それは、「支払いのメインは現金、クレジットカードはあくまで高額決済用の補助」と考えることです。
なぜ台湾では「現金は王様」なのか?
台湾の支払い事情は、他の多くの国と異なります。高級ホテルや大型ショッピングモール以外では、現金がなければ何も始まりません。
- 現金が「絶対に」必要になる、具体的なシーン:
- 夜市・屋台: 士林夜市や饒河街夜市などで楽しむ絶品グルメ(胡椒餅 約60元、巨大フライドチキン 約90元)の支払いは、ほぼ100%現金です。
- 悠遊カード(EasyCard)のチャージ: 地下鉄(MRT)の駅にある券売機での交通カードチャージは、基本的に現金のみです。
- ローカルな食堂や個人商店: 昔ながらの食堂や、可愛い雑貨を売っている小さなお店では、「現金のみ(只收現金)」という貼り紙を頻繁に目にします。
「生命線」としての現金
そして何より、海外では予期せぬトラブルが起こり得ます。スコールによる突然の停電、店舗の通信障害、カードの紛失や盗難…。そんな「有事の際」に、電子決済は一切機能しなくなります。その時、あなたを助けてくれる最後のライフラインは、その手にある「現金」だけなのです。
【かんたん計算式】インフレを考慮した、あなたに必要な台湾ドル現金
自分に合った予算を導き出す、簡単な3ステップの計算式をご紹介します。
ステップ1:日々の基本生活費を計算する
食事代、交通費、飲み物代など、日々必ずかかる費用です。ローカル中心で楽しむ場合でも、昨今の物価上昇を考慮し、1日あたり1,200〜2,000台湾ドルを見ておくと安心です。
計算例(3泊4日の場合、現地滞在4日間):
1,500台湾ドル × 4日間 = 6,000台湾ドル
ステップ2:アクティビティ・お土産代を追加する
九份への日帰りツアーや、パイナップルケーキの購入など、旅行の目的に合わせて予算を追加します。
計算例:
ツアー代 1,200台湾ドル + お土産代 1,800台湾ドル = 3,000台湾ドル
ステップ3:緊急時の予備費を追加する
万が一のトラブルに備える「生命線」です。3,000〜5,000台湾ドルを予備費として加えておきましょう。これは普段使わないお財布などに分けて入れておきます。
計算例:
予備費として 4,000台湾ドル
【合計金額】 6,000(生活費) + 3,000(娯楽費) + 4,000(予備費) = 13,000台湾ドル
この場合、13,000台湾ドル(約60,000円〜65,000円)程度を現金で両替しておけば、安心して旅行を楽しめる、という現実的な目安が立てられます。
【滞在日数別】両替金額の目安一覧(2025年インフレ考慮版)
| 滞在日数 | 金額の目安(台湾ドル) | 日本円換算の目安 |
| 2泊3日(週末旅行) | NT$8,000 〜 NT$12,000 | 約36,000円 〜 54,000円 |
| 3泊4日 | NT$12,000 〜 NT$18,000 | 約54,000円 〜 81,000円 |
| 5泊6日 | NT$18,000 〜 NT$25,000 | 約81,000円 〜 112,500円 |
※これはあくまで一般的な目安です。高級レストランでの食事がメインの方などは、もう少し多めに準備すると良いでしょう。
【最重要】金額以上に大切な「紙幣の種類(金種)」
予算が決まったら、次に重要なのが「どの紙幣で受け取るか」です。
いくら現金を持っていても、2000元札ばかりでは夜市で使いにくく、お釣りを嫌がられることも。
両替する際は、「最も万能な1000元札を中心に、夜市や交通カードのチャージで使いやすい100元札や500元札を多めに」と意識しましょう。
→ 【関連記事】台湾ドルの紙幣と硬貨の種類を解説!旅行で使いやすい金種とは?
まとめ:自分だけの予算を立てて、万全の備えを
現金は、多すぎても少なすぎても、旅のストレスの原因になります。
今回ご紹介した計算式や目安を参考に、あなた自身の旅行プランに合った「ちょうどいい金額」を導き出してみてください。
そして、その予算が決まったら、次は「どこで」「どのような金種で」両替するかが重要になります。
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