「イギリス旅行の準備中だけど、英ポンドってどんなお札があるの?」
「スコットランドで発行された紙幣があるって本当?ロンドンで使えるの?」
「新しくなったチャールズ国王のお札と、エリザベス女王のお札はどっちも使える?」
イギリス旅行で手にする英ポンド紙幣。実は、世界でも類を見ないほど「種類が豊富」で、多くの旅行者が戸惑う原因になっています。
この記事では、そんな英ポンド紙幣のデザインの秘密と、現在流通している全ての紙幣・硬貨の種類、そして旅行者が持つべき「正しい紙幣」について、プロの視点から分かりやすく徹底解説します。
【最重要】なぜデザインが違う?「複数の発行銀行」という秘密
まず、なぜ英ポンド紙幣には複数のデザインが存在するのか。その答えは、イギリスのユニークな通貨制度にあります。
イギリス(UK)では、中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England)が発行する紙幣が、イングランドとウェールズでの法定通貨です。
しかし、それとは別に、スコットランドと北アイルランドの一部の主要銀行も、独自の紙幣を発行する権利を持っているのです。


【旅行者の疑問】スコットランド紙幣は、ロンドンで使える?
これが最大の問題です。
結論:法的には使えますが、現実的には「受け取りを拒否される」ことが頻繁にあります。
スコットランドや北アイルランドの紙幣は、あくまでも「認可された紙幣」であり、イングランドやウェールズでの「法定通貨」ではありません。そのため、ロンドンのカフェやお店の店員がその紙幣を知らず、偽札と間違えられたり、受け取りを拒否されたりするトラブルが後を絶ちません。
【旅行者の鉄則】
イギリス旅行で持つべきなのは、どこでも確実に使える「イングランド銀行発行の紙幣」一択です。
【紙幣編】イングランド銀行発行の「ポリマー紙幣」4種類
現在、イングランド銀行が発行している紙幣は、すべて偽造防止に優れたポリマー(プラスチック)製です。




- (ここに、5, 10, 20, 50ポンド紙幣の画像を並べて配置)
| 額面 | 色 | 表:肖像画の人物 | 特徴と使いやすさ |
| 5ポンド | 水色 | ウィンストン・チャーチル(元首相) | 【使いやすい】カフェでのコーヒー代や、チップ(心付け)など、少額の支払いに最適。 |
| 10ポンド | オレンジ | ジェーン・オースティン(作家) | 【使いやすい】ランチや軽食、お土産の購入などで頻繁に使います。 |
| 20ポンド | 紫色 | J・M・W・ターナー(画家) | 【最も万能】レストランでの食事やショッピングなど、日常的な支払いで最も広く使われる「万能紙幣」です。 |
| 50ポンド | 赤色 | アラン・チューリング(科学者) | **【やや注意】**最高額紙幣。小さなカフェやパブでは、お釣りがなく受け取りを拒否されることがあります。 |
新旧デザイン(国王と女王)は、どちらも使えます!
2024年6月から、エリザベス2世女王に代わり、チャールズ3世国王の肖像が描かれた新紙幣の流通が開始されました。
エリザベス女王が描かれた既存のポリマー紙幣も、引き続き全く問題なく使用できますので、ご安心ください。
【硬貨編】見分けが重要なイギリスの硬貨
硬貨は、1ペニー、2ペンス、5ペンス、10ペンス、20ペンス、50ペンス、1ポンド、2ポンドの8種類です。

【重要】コイン(硬貨)は、日本では両替できません。
帰国時に余ってしまったコインは、空港のコンビニで使い切るか、寄付するのがおすすめです。
なぜ「確実に使える現金」の準備が重要なのか
「イギリスはキャッシュレス先進国だから、現金は要らない」と思っていませんか?その考えは、非常に危険です。
有事の際は現金は王様です。
オーストラリアで実際に起きたような大手通信障害で、国中の決済端末やATMが停止する「有事」が、イギリスで起こらない保証はありません。
そんな時、あなたを助けてくれる最後のライフラインは、その手にある「現金」だけです。
しかし、その「生命線」であるはずの現金が、スコットランド紙幣で「使えない」と突き返されたら?
有事の際に本当に価値を持つのは、「どこでも、誰もが、確実に受け取ってくれる、本物のイングランド銀行券」だけなのです。
まとめ:「イングランド銀行券」を準備するのが、最強の旅の準備
- イギリスには、デザインの違う「スコットランド紙幣」などが存在する。
- ロンドンなどでは、これらの紙幣は受け取りを拒否されるリスクがある。
- 旅行者が準備すべきは、100%確実に使える「イングランド銀行発行の紙幣」のみ。
- 特にチップなどで使いやすい、5・10・20ポンド札を中心に準備するのがスマート。
100%安心な「イングランド銀行券」をお届けします
現金屋では、お客様が現地で一切の不安なくご旅行できるよう、原則としてイギリス全土で確実に使える「イングランド銀行発行の紙幣」のみを取り扱っております。
「〇枚必ず」というお約束は大変難しいのが正直なところですが、ご注文時の備考欄や店頭で「チップ用に小額紙幣を可能な限り多めに」とご相談いただければ、その時点の在庫の中で、プロとしてベストを尽くすことをお約束します。
あなたの旅の「生命線」を、最も確実な形でお準備ください。

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